第6回 つわぶきハーフマラソン&車いすマラソン大会in日南は、平成26年11月16日 (日)、宮崎県日南市において開催された。
ハーフマラソンは陸連公認コースで車いすはハーフマラソンのみになっている。車いすは年代別と障害別、性別に分かれる。
男子Aクラス(脊損、16~49歳、50歳以上)、Bクラス(頸損、16~49歳、50歳以上)、女子16歳以上で行われる 。制限時間:2時間、関門3カ所。午前9時、スタート。
他に一般向けのハーフ (公認) :男女別高校~29歳、30代、40代、50代、60代、70歳以上。制限時間:3時間、関門3カ所。 他に5kmの部と 3kmの部などがある。
天気予報が外れてよかった!
今回、車いすの部は28名のエントリーにとどまり更に欠場もあった。少し寂しい気がする。一週間前に「大分国際車いすマラソン大会」も開催され、連戦となったためか参加者が少なかったのだろうと思う。
当初、天気予報では雨となっていた。が、心配された雨もなくなり、曇り空のもとで問題なくスタートラインに着くことができた。
コースは序盤、追い風もありぐんぐんスピードアップする。中盤、その風が向かい風になり、少々辛い思いをする。後半に入ってくると、アップダウンが連続する部分もあり、難コースの感が出てくる。でも再終盤には再度追い風がきて、ラストスパートに力が入る。
記録狙いには少し厳しいが、最後までどう展開するか分からない。レースの趣きを楽しむにはとても面白いかもしれない。また、沿道には多くの市民の応援があり、ランナーに力を与えてくれる…p(^-^)q
レースでは、ロンドンパラの代表でもある福岡県の洞ノ上選手が、このコースでの新記録(44分59秒)で優勝した。圧巻のそして貫録の勝利だった。2位には後輩の渡辺勝選手が入った。福岡では良い意味での継承がなされているのだと思った。
また、最年長81歳の嘉松選手(長崎県)もしっかりフィニッシュしていた。すごいなぁ、といつも思うのは私だけではないはず…恐れ入ります! m(_ _)m
また、後半の難コースにもかかわらず、頸髄損傷のBクラスの選手も完走しているので、りっぱだなと思う!(^_-)-☆
ひとつ気がかりなのは、参加選手数のうち、50歳以上の選手が50歳未満を越えていること…。
全体的な年齢構成がいびつになってきている気がする。
これはどの大会でも共通することだが、往年の名選手たちがトップレベルに次ぐ位置で活躍している。
そのこと自体はとても良いことだし、すばらしいことだ。
が、やはり、10代20代30代がもっと増えてほしい思う。
東京パラもあることだし、底辺を拡大する方策はないものだろうか…。
さてさて…閑話休題。
レース終了後は、陸上競技場近くの「おびすぎドーム」で、お弁当と豚汁などおいしい昼食が待っていた!
今回は28名のエントリーにとどまったが、この「車いすの部」が存続するためにも、より多くの皆さんの参加をお願いしたいと思います。
来年は、どしどし参加していただきたいと思います!!! \(^o^)/
最後に、大会を主催していただいた関係者の皆様、応援して下さった皆様、ありがとうございました。感謝を込めてお礼を申し上げます。
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